風まかせ

HSP・低収入アラフォーの雑記ブログ

痙性斜頸の発症から治るまでの記録④

通院についての続きです。

 

ここまで、心療内科で処方された漢方、大病院の神経内科、鍼と試してきました。鍼では一瞬だけ改善されたものの、すぐに元通り。MRIも撮ってないし、脳には本当に異常がないのだろうか?と、まだモヤモヤしていました。

 

もっと詳しそうな先生のいる病院へ

そこで、やはりに痙性斜頸に詳しくてボトックス注射可能な先生がいる病院に行くことに。大病院でも勧められた病院です。

ボトックスをするかどうかはさておき、もう少し詳しく診てもらえないかと思いました。

 

まずは首のレントゲン撮影

その先生がいるのは神経内科なのですが、確認せずに行ってしまい…初回の通院日は先生不在。。

受付で症状を話したところ、まずは骨に異常がないかレントゲンを撮りましょうとのこと。

いや~、骨の異常ではないだろうな…と思いながらも検査を受けて、やはり異常なし。

その日診てくれた整形外科の先生も痙性斜頸を知らないみたいで、肩が凝りすぎなんじゃない?みたいな感じ。

あぁ、本当に誰も知らない病気なんだな~と少し落胆してしまいましたが、その病院はマッサージや温熱療法?、鍼など色々な物理療法を行っているので、施術を受けてみることに。

背中から温めたり、マッサージしてもらったり。なんとなく楽になった感じがして、やっぱり背中や首の凝りも多少は関係あるんじゃないかな?という思いが強まりました。

 

そして、例の詳しい先生がいる日に出直すことに。

 

アキネトンデパスを処方される

日を改めて、詳しい先生の診察へ。

経緯と症状を詳しく話しました。

先生からは、

・結局原因は不明だが、服薬で効果がある人もいる

・精神的なものが原因であれば、向精神薬が効くこともある。昔飲んでいた向精神薬をまた試してみたければ、うちでも処方可能

・とりあえず、効くかもしれない薬(パーキンソン病に使われるアキネトン抗不安薬デパス)があるので飲んでみては

・ボトックス注射は対処療法だが、症状をおさえるには一番効果的

・まれに明らかな脳の異常が原因の場合があるので、MRIを撮ったほうがいいかも

・鍼も良い

といったお話がありました。

 

 昔飲んでいた向精神薬には抵抗があったので(これのせいで脳に何か起きたのでは?とも思っていた)、アキネトンデパスを飲んでみることに。

ボトックス注射はまだ考えたくなかったですが、念のため同意書をもらい、MRIの予約をしてその日は帰りました。

 

後日撮影したMRIはドキドキでしたが、特に問題なし。ようやくスッキリしました。

 

服薬開始

 アキネトンは効果が感じられなかったので、以降は処方されず。

しかし、デパスは効果がありました。

症状が消えるわけではないのですが、軽くなる感じ。何より、筋肉が弛緩するからか、首が曲がっていることがどうでも良くなるような(笑)精神的にとても楽になる感じでした。

眠くなりますし、効いてる時間もそんなに長くないですが。

頓服薬として処方されていたので、人と外食するときや(首を押さえながら食べるし、人との外食は結構辛かった)、なんとなくしんどいな~という時(私の場合、生理前に特に症状が強まっていた気がします)だけ飲んでました。

筋肉が緩むと体も心もこんなに楽になるのか、私は普段どれだけ気を張ってるんだろう?ほかの人とくらべて、何事にも緊張しやすいタイプなのかな、と30代にもなってやっと気付いたのです(笑)

 

依存性があるみたいだし、できれば飲みたくはなかったですが…

できるだけ心身ともにリラックスした状態を保つ、ということが自分にとっては大事なんだなーとわかってきたので、きつい時だけはデパスに頼ることにしました。これも最終的に治った要因の一つだと思っています。

 

今日はここまでにします。

次回は、自分にとっては痙性斜頸が完治した最大の要因と思われる鍼灸治療と漢方について書きます。