風まかせ

HSP・低収入アラフォーの雑記ブログ

痙性斜頸の発症から治るまでの記録③

通院開始〜まずは漢方を試す

思い当たるストレスがあったのと、よくわからないまいきなり体に負担をかけたくなかったので、まずは漢方を出してくれる心療内科へ。

先生は斜頸については知らなさそうでしたが、ストレスに効きそうな漢方を出してもらえました。うろ覚えですが、女神散(にょしんさん)と釣藤鈎(ちょうとうこう)だったと思います。

 

…あまり効果は感じられず。

やはり病院だと漢方薬局のように細かく体質チェックしてもらえないし、合ってなかったかもしれないですね。

漢方はじわじわ効いてくるもの…とは聞いたことがあったものの、この時は結果をすぐに求めてしまっていました。

それと、漢方が自分に合っている時って、問題となっている箇所以外にも何らかの効果が現れたりするものだよな~と過去の経験から考えたり。

心療内科×漢方ならではの問診という感じでもなかったので、こちらの病院への通院は止めることに。

 

根本から治したい!ヒントを得るため大きな病院へ

続いて国立精神・神経研究センターへ。

ホームページに痙性斜頸に関する記事が書いてあり、何よりすごく大きな病院だし、原因や治療方針のヒントが得られるのでは…と思ったのです。原因不明と言われているけど、絶対に何かあるはずだ、自分なりの原因を見つけて根本的に改善させたい、と思っていました。

 

診療ですが、さすが大きな病院だけあって、話もゆっくり聞いてもらえました。

斜頸の知識もある先生で、器具で腕をコンコン叩かれたり、先生の指を目で追う簡単な検査をして、特に異常なし。骨格や脳の検査でしょうか。よくはわかりませんが、心因性のものではないかとの診断。

過去に飲んでいた心療内科の薬についても、それが原因だとはあんまり考えられなさそうといった感じでした。結局やはり原因はよくわからず、ほっといて治る人もいるし、抗うつ剤が効く人もいるとのこと。

薬で治療してみたかったら通いやすい心療内科へ、ボトックス注射をするなら○○クリニックが良いですよ、というアドバイスをいただき、終了。

 

MRIで脳に明らかな異常が見つかるパターンもあるらしいことをネットで見ていたので、そういった本格的な検査がなくて少し拍子抜け。

でも、ほっといて治る人もいることがわかったり、基本的には心因性のものなのかなーということがわかり、少し気持ちが楽になりました。

 一秒も正面を向けないこの状況、ほっといて治るなんてことは考えられませんでしたがね…。

ネットでは治らないという情報ばかりだったので、少し希望が見えたことは確かです。

 

鍼を試してみたら一瞬改善された

鍼や整体が良いという情報もネットで見ていたので、近くの鍼灸院へ。

昔から肩こりがひどいし、少しはそういうのも原因なんじゃないか?と思っていました。

鍼灸院、たくさんあってどこに行くか迷いましたが…口コミを見て、なんとなく良さそうなところへ。

 

先生は痙性斜頸を知りませんでしたが、肩がこっているのでそういうのもあるかもね、みたいな感じでした。良い姿勢についてのアドバイスをいただいたり。鍼は初めてで、痛そうだな〜と思っていたのですが、、痛いというより響く感じで、いかにも効きそうな感覚。

実際、 施術直後や翌日、ほんの数秒ですが真っ直ぐ前を向けた瞬間がありました。これにはびっくりです。ただ、効果は長くは続きませんでした。

あんまり頻繁に鍼をすると鍼のクセがついてしまうと言われたのと、もう少し他の治療院にも行ってみたいと思ったので、結局こちらの鍼灸院には一回通ったきりでした。

 

長くなってしまったので、続きはまた次回にします。